DAY:3
この日は初めて訪れる宜蘭へ。
台北からバスで1時間ほどの場所だ。
初めて訪れる場所だし、正直あまりバス移動をしたことが無かったので、ちょっと不安があったが、意外とすんなりと到着した。
宜蘭での目的は、私が好きな台湾女性シンガーの江松霖さんのライブに行く事。
築100年をこえる日本家屋をライブスペースにした場所でのライブで、場所自体にもとても興味があった。
イベント自体は12時からだったが、ライブは16時からと直前で情報を得て、予定より遅く出発した。
それでもかなり早く着いてしまったので、とりあえず街をふらふらしながら時間を潰す。
まずはライブスペースの場所を確認しつつ、ネットで知り合った台湾の方に教えていただいた、緑豆牛乳の名店を目指す。
緑豆牛乳が大好物な私はぜひ飲んでみたい。
事前に調べた地図を確認しながら向かうのだが、見つからず。
少し戻ると、通り過ぎていたようだ。
なぜ通り過ぎたかというと、「材料不足のため臨時休業」ということで、シャッターが降りていた。
私はこういう引きだけは強い。
仕方が無いのですぐそばのお店で緑豆牛乳を飲む。
目指していたお店の味は分からないが、ここのお店もとても美味しかった。
時間もお昼時だったので昼食を取ることにする。
歩いているときに気になった牛肉麺のお店に入り、牛肉麺を注文。
味は普通、値段は安い。
台北を出ると、多少は物価が下がるきがする。
お腹がいっぱいになったので、もう少し宜蘭の街並みを楽しんだ。
途中、熱い食べ物を食べて汗だくだったので、かき氷が食べたくなる。
たまたま通りかかったところに、かき氷をやっているお店があったので覗いていると、店主のおじさんが「日本人?寄っていきな」と声をかけてくれたので、ここで食べることにした。
外観からはかき氷屋にしか見えなかったのだが、しっかりとした食事も出来る場所のようだ。
日本語メニューもないので指差しで注文すると、市川紗椰さんに似た店員さんがとても親切に対応してくれた。
他の店員さんも親切な方が多いお店だ。
ものすごい盛りのかき氷を頬張り、ライブ会場に向かうことにした。
ここでも片言の英語でもしっかり対応していただき、イベントもライブとても楽しめた。
建物の雰囲気も良いし、ミュージシャンの方との距離も近い。
わざわざ宜蘭まできた甲斐があった。
ライブ終わりには江松霖さんに片言の英語で話しかけてしまって、申し訳なかったが、快く話していただき、とても嬉しかった。
また機会があれば、また彼女のライブに足を運びたい。
ライブ会場を出ると、近くの夜市で夕食にすることにする。
一通りぐるっと見てから、長蛇の列ができている、宜蘭名物「葱油餅」を食べる事にした。
さすがに長蛇の列ができるだけあって、本当に美味しい。
またこれを食べるために宜蘭に訪れたい。
バスステーションに戻る途中に焼仙草を買い、駅前で食べる。
意外と 熱くてすごい量でなかなか食べ終わらなかったが。
すごく美味しかった。
帰りのバスもドロドロに眠くて、気がつけば台北に戻っていた。
ホテルに帰る前に台北の夜市に一ヶ所寄って、本日は終了。
この日から台湾ビールが二本になる。