1月中旬に行くはずだった、台湾買い付け旅。
予約していた航空会社がまさかの解散という憂き目にあい、改めて3月になった。
しかしなぜだか1月は気持ち的に乗る気になれなかったのだが、3月に移ったことでモチベーションが回復し、行く前からワクワクする気持ちが高まっていたので、これはこれで良しとしよう。
前回の旅日記でも書いたのだが、群馬からの旅はまず成田までのもうひとつの旅があるていっても過言ではない。
バスに3時間半ほど揺られ、初めてのターミナル1に到着。
今回はエバー航空なのでいつもとターミナルが違った。
午後3時くらいのフライトだからか、思っていた以上に空港が混んでいた。
さっさとチェックインを済まして出国手続きへ。
旅慣れた土地への渡航なので、この辺はまったく問題なく進む。
日本を飛び立つと、エバー航空の飛行機を堪能。
堪能と言ってもエコノミークラスでは、LCC便と快適さはさほど変わらない。
まあ4時間くらいのフライト時間の台湾だったら、エコノミーでもLCCでも何でもいいのだが。
予定より少し早い時間で桃園空港に到着。
今回は先日ようやく開通した、桃園MRTで台北に向かう。
各駅停車だと遅いのだが、ちょうど電車が発車するところだったし急ぐ旅ではなかったので、そのまま各駅停車に乗り込んだ。
快速だったら30分ほどで着くところを、45~50分ほどかかっただろうか。
それでもストレートに台北駅まで行けるので、行きはバスより便利な気がする。
台北駅に到着すると、いつもの出口方向が感覚的につかめなくちょっと迷う。
何とかいつもの出口を見つけ外に出ると、小雨が降っていた。
さすがに台湾でも、この季節の雨はちょっと寒い。
小走りでホテルに向かいチェックイン。
今回も定宿の安ホテルだ。
荷物だけ置いて、さっそく台北の街へ繰り出す。
雨が降っているので台北駅へ向かう途中、傘屋で傘を買う。
何か運命的な感じで惹かれるロイヤルブルーの折りたたみ傘をチョイス。
雨だが心がちょっとウキウキになる。
まずはいつも通り、誠品書店に向かう。
もうホテルに着いたのも7時近かったので、初日はここを視察してあとは夕飯を食べる事にした。
ぐるっと回ってあまり収穫が無かったので、直ぐに寧夏夜市へ。
最近はあまりこの夜市は使っていなかったのだが、行きなれているのとホテルから一番近い夜市ということで、今回は頻繁に使うことになる。
いつものお店で臭豆腐を堪能すると、お目当てのお店が無い。
仕方ないので夜市をはしごし、双城街夜市へ。
ここもよく使う夜市だ。
最近台湾に来ると絶対に食べる仙草を食べようといつものお店で注文するとテイクアウトで渡される。
そうだ席に座らないとテイクアウトと思われるのを忘れていた。
しょうがないので熱々の仙草ゼリーを持ちながら、いつもどんな天候でも混んでいる牛肉麺の屋台にチャレンジ。
行く度に込んでいて断念していたのだが、雨の日だからか座るところがあったので今回はどうしても食べたかった。
牛肉麺は安い屋台やお店だとそれなりの味なのだが、ここは飛びぬけて麺が美味しい。
牛肉の味付けもいいし、値段も安い。
スープはそれなりだったが、これはいつも混んでいるのは納得だ。
牛肉麺を食べている間もひっきりなしで出て行く水餃子も人気で、次回はそちらもいただこう。
お腹いっぱいになり、ちかくの雑貨屋を見てからホテルに戻る。
ホテル最寄のコンビニで果物を買い、初日は終了。
果物と仙草ゼリーをデザートとして食す。
明日は坪林の茶農家のところへ行く。
疲れと美味しいお茶との出逢いの期待を胸に、そのまま就寝。
初日からよく動いたものだ。