DAY:2
台北の朝は遅い。
基本的に朝早くやっているお店は朝ごはん屋さんかコンビニくらいだ。
意外と早起きしてもやる事がない。
そんな私は朝市というか市場的な場所に出かける。
この日は板橋の隣駅、府中の市場に出かけた。
基本的には何をするわけではないのだが、現地の人たちの営みを見て感じられる場所なので好きなのだ。
とりあえずあてもなくフラフラし、朝食としてお餅的なものを購入する。
外側にはきな粉、中にはピーナッツをすりつぶした粉が入っていて喉に詰りそうになるのだが、味はとても美味しい。
時間的にもいい時間になってきたので、松山文創園区に足を運んだ。
ここは元たばこ工場後を使った文化施設で、この日は大学生たちの展示がいくつも開催されていた。
一通り観終えると、併設している誠品書店を視察。
ここの店舗はお茶屋も多く入っており、パッケージなどがとてもデザインされている物が多く、参考にさせていただいている。
ここではあまり収穫がなかったので、昼食を取りに四平街陽光商圏へ向かう。
今回の目的は、日本で下調べをしてあったかき氷屋さんと、いつもの刀削麺屋さん。
四平街に着くと、いつもと違って閑散としている。
この週は台湾の大型連休なので、オフィス街が近いこの地区は人が少ないみたいだ。
やっているお店も数えるほどで、刀削麺屋さんは休みだった。
しょうがないのでふらふらしていると、いつもひっきりなしに人が並んでいる人気の豚足屋さんがやっていた。
この日は然程込んでいいなかったので、昼食はここにすることにした。
ここの豚足はとても味付けが強く、米と一緒に食べると美味しい。
薄味のたけのこスープも、豚足の味を引き立てる。
値段も安いので、これは人気が出るはずだ、納得。
豚足屋を出ると、目的のかき氷屋へ。
ここは緑豆が売りらしく、そのかき氷を注文。
黒糖のシロップと相性がよく、とても美味しかった。
私は食べなかったが、デカ盛りのマンゴーかき氷もあり、私の横のお客さんが頼んでいたのだが、これがすごい迫力で美味しそうだった。
また熱い季節に台北に行くことがあればチャレンジしてみよう。
次はやはり文化施設である華山1914文創園区へ向かった。
ここは大型連休という事もあるのか、とても混雑していて、ざっと見て退散。
今回はあまり見るべき場所は無かったかなと。
空振りが続いたのだが、次はとある大学裏にある台湾インディーズを多く扱うCDショップへ。
ここではいつも店員さんが声をかけてくれる。
台湾華語がまったくダメな私は中学英語レベルで軽く話をすると、私の好みを聴いておススメのCDをこれでもかと視聴させてくれた。
小1時間以上、慣れない英語で会話をしたので、頭痛に襲われる。
我ながら情けない頭だ。
一通り視聴が終わると、気になったCDを数枚購入した。
店員さんも自分が進めたCDを購入したからか、とても喜んでいた。
もうここでいい時間になっていたので、次の目的地へ向かった。
とある古本屋なのだが、前回もやっていなく、今回もやっていない。
調べてみると移転したようだ。
しょうがないので、仕事はここまでとして近所の夜市へ。
ここから4つほどの夜市をはしごし、いつもの米菓子屋でお土産を購入。
夜市で食べたものは羊肉団子の麺と臭豆腐、氷仙草。
お腹いっぱいになったので、今日も台湾ビールのクラッシクをコンビニで購入して、ホテルに戻る。
これにて2日目が終了。
台湾旅で最長の16時間は歩きっぱなしだった、気絶するように就寝する。