気が付けば秋を強く感じるようになりました。
まだまだコロナ禍が過ぎるのには時間がかかりそうで、日々、この場所をどうしていこうかと考えています。
当初は年末から来年の5月頃を目途に、とても大きなリニューアルを予定していたのですが、出口もその先も見えないままに大きく変わっていくのはどうなのかと?と思い始め、とりあえずのところ現状を維持していこうと考えを改めようと思っています。
実際にアイデアが出た時や、心惹かれる物件に巡り合った時などに素早く動けるように、今を大きく変えるのではなく、現状をより良くしていくことが最善だなという結論に至りました。
そこでまずは使い方をずっと迷ってきた2階のスペースを、正式に「ヤネウラギャラリー」として運営していきます。
このコロナ禍でもゆっくりと展示イベントなどを運営してきて、こんな情勢だからこそアートや人の心を打つ手仕事の作品などが必要だなと感じました。
決して不要不急な物事ではないなと。
お茶とアート、とても私が好きで得意なことでもありますし、この場所をいつまで維持できるかは分かりませんが、この場所がある限りは楽しんでお茶と展示販売イベントをやっていこうと思います。
因みになぜ「ヤネウラ」かといいますと、私が28歳頃に1か月ほど、パリの屋根裏部屋のアパルトマンを借りて滞在したことがありまして、当店の2階がその雰囲気に似ていることから「ヤネウラギャラリー」と名付けました。
あくまでもゆっくり楽しみながら運営していくミニギャラリーですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。