「そういえばマスターは名前が無いのかね?」 常連のお客さんに唐突に聞かれた。 「はい、ぼくには名前がありません」 確かにぼくには名前が無い。 ばくは青猫だし、いままで名前が無くても不便がなかったのだ。 「そうか、それなら私が名前を考えてやろう」…
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